複数のアートボードの作成(イラストレーターCS5)

イラストレーターで提案書作成のお手伝いをすることが多いのですが、複数のアートボードの作成ができることを知りませんでした。どうやらCS4からの機能のようですが、今まではレイヤーで管理をしていました。
それがパワーポイントやキーノートのように複数作れるというのです!(操作性などは違いますが)

もしかしたら知らないか方もいらっしゃるかもしれませんので方法をメモしておきます。

『ctrl』+『N』で新規ファイルを作成(Macの場合は『ctrl』が 『command』キーになります)

アートボードの数、横列数、サイズを選択してOKを押します。
(ちなみに「新規ドキュメントプロファイル」のところでプリント用のファイルを作るのかweb用なのかなどを選べます。)

そうするとアートボードが20枚5列できました!

提案書はこのような帯を作ると思いますが、この帯をほかのアートボードの同位置にコピーする方法です。

まずコピーしたい素材を選択し、『ctrl』+『c』でコピーします。

コピーしたいアートボードを選択し、『shift』+『ctrl』+『v』で同位置に来ました。

どんどんコピーしてベースをつくります。

同位置コピーは「編集」→「同じ位置にペースト」でもできます。

これをPDFで保存すれば20枚のPDFデータになります。すごい!
もっと簡単な方法もあるかもしれませんが、もしご存知無かった方は試してみてください。

ちなみにこの「手のマーク」をWクリックすると、いま選んでいるアートボードが画面いっぱいに表示されます。アートボード全体(この場合なら20枚)を表示したい場合は「表示」→「すべてのアートボードを全体表示」で表示されます。

イラストレーターは(ほとんどのソフトがそうかもしれませんが)右側にショートカットが表示されるので、よく使う機能はショートカットを覚えればサクサク作業ができます。

今まではレイヤーの一番下に帯を作って、
P01_文字
P01_貼付画像
P02_文字
P02_貼付画像
P03_文字・・・

などとレイヤー名の頭に文字を入れてレイヤーのON・OFFで一枚一枚PDFを書き出して連結していたので目から鱗です。

クライアント様ありがとうございます!(←おしえていただいたのです)

自分が知っていてもほかの人が知らないことがあるかもしれないということで、これからはイラストレータやフォトショップのちょっとした豆知識をメモしていこうと思います。
よろしければご参考になさってください。

 


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