パース作画しております。

久しぶりのつきはじめのひとこと更新です(汗)
写真は先日京都に行った際に撮りました。鴨川デルタ。
いろんな小説に出てくる場所だよなと思いながら眺めておりました。55mmのレンズを付けていたのであまりおさまらず。35mmにすればよかった。

あの山の「大」は大文字焼きの大?でしょうか?ゼネコンに入社した次の年に先輩と浴衣を着て見に行った思い出があります。みなさん元気かな。

レンズの話がちょっと出たところで、パースについても少し。見せたい部分が多すぎてパースのアングルをつい広角で出しがちですが、あまり広角にしすぎると歪んだり、例えばドアや窓など本来の位置と違うのでは?と思うような絵になってしまう場合もあります。
人間の目に近いレンズを標準レンズと呼び、50mm前後とされていますが実際には60mm前後のように思います。それなのにパースでは大抵24mm程度のカメラでアングル出しをすることが多いです。パースだけでなく、不動産情報などでも実際にお部屋を見に行った際に「せま!」と思うことも多いと思いますがあれは写真が広角で撮影されているからなのです。
最近はスマホで撮影されることも多いと思います。スマホのカメラはかなり広角ですから実際より広くまた歪みも多い写真になってしまいます。
写真やパースに関してはなるべく歪みを少なくしたいのが本音なので35mm程度がベストではあるのですが、おさまらないことが多いです。24mmより広角でアングル出しをお願いされた際には泣く泣く調整していますが、17mmとかはもう限界超えて広角です。24mmより広角になる場合には割り切ってマテリアルを反映した展開図にしてしまって、1カットで表したいところを複数枚で表現する方が良い場合もあったりすると思います。
とはいえ広角は歪みも出ますが迫力と躍動感も出ますのでプレゼンには良い画角とも言えます。50mmくらいの画角だとおとなしい絵になってしまいます。
ですので少し迫力もあり歪みすぎない35mm程度がおすすめです。

55mmで車の助手席から撮影した素敵建築。迫力はないですが、歪みは少ないです。でもちょっとおとなしいですよね。

と言うわけで(どういう訳?)パース作画しておりますので、お仕事いつでもお待ちしています。最近はBIMもかなり普及してきたようでCGパースのご依頼もめっきり少なくなってしまいました。
学生の頃から3Dは必須でしょうから社内で作画されるんだろうなと考えています。
見せ方に関してのご相談や、作画アドバイス、ディレクションのお仕事なんかないでしょうかね〜。

建築パースについてのご相談も何なりとお待ちしております。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。(寺田)


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